今までは、値段と品質、デザイン、有用性、利便性の折り合いがつけば、そこで商品を買っていました。しかし、LOHAS志向、環境志向の高まりから、環境負荷が低いものを、環境に貢献している企業ものを、という意識が購買行動に影響を与えるようになりました。
LOHASを志向したモノづくりでは、原料の調達から製造、加工、流通、廃棄に至るまで各段階でLOHAS的検討がされていて、従来の商品に比べ、デザイン、長持ち、省エネが優れているものです。
いわゆる「エコ商品」といわれていたもので、具体的には、3R(リユース、リデユース、リサイクル)、地球温暖化防止、有害物質の排除を図った商品です。
LOHAS商品とかエコ商品というとき、環境負荷を直接下げることや目的とした機器や医療などを含めないのが一般的です。例えば廃水処理施設、焼却施設、医療施設、などは含みません。環境や健康に配慮することで製品やサービスの差別化を図ったもの、健康や環境保全を考えた消費者の行動が需要を誘発するビジネスです。
この分野の市場規模は2000年には10兆3千億円だったものが、2025年には28兆円に拡大すると推計されています。(環境省調べ)
この分野の売れ行きが今ひとつという声もありますが、供給側は購買意欲の低さを指摘する一方、消費者側は、供給側の取り組みの低さ、質、価格などを批判するというギャップがあります。
このギャップを埋めるため「グリーン購入法」などで国や公共団体、企業等で牽引的な調達を義務付けこの分野の商品を選ぶためのデータベースも整備されつつあります。 |