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グリーンビルディング(グリーン建築)・LOHASハウス(ロハス住宅)/エコハウス)
 


























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 グリーンビルディング(グリーン建築)・LOHASハウス/エコハウス

グリーンビルディングとは緑色のビルのことではなく、地球環境への負荷を出来るだけ少なく、使う人に優しく、建築・都市計画を進めていくことがグリーンビルディング(グリーン建築)です。

グリーンビルディングは、省エネ、耐震性、バリアフリーなど初歩的な性能のことだけではなくむしろサスティナビリティー(持続可能な)の推進、環境保全の視点に立っています。
再生した鉄骨、木材などリサイクル素材、ナチュラルな素材を使用する等で、環境的には太陽電池や効果的な断熱材、暖冷房装置、水の使用が少ないトイレ、自然光を光源として利用するなど最新のエコテクノロジーをフルに活用しているビルのことです。

また、グリーンビルディングは、新築のビルだけでなく100年前に建てられたビルをグリーンビルディングにリノベートした例もあります。


グリーンビルディングのポイント

省エネルギーの活用……電力、電灯、石油、ガスなどの省エネ設計、
創エネ(自然エネルギー活用)…太陽光や風力の光や熱への転換利用、ゴミ活用
断熱や風通しで冷暖房の最小化…サッシやガラスの断熱、間仕切りの最小化など
健康配慮……無添加素材、自然素材の利用、湿気やCO2のセンサーの設置
水の有効利用……省水便器、雨水や中水の利用、
生態系への配慮……屋上庭園、外装のミラー不利用
景観配慮……植採や緑地の確保、周辺環境とのバランス考慮、
リサイクル資材の活用……建材、内装材、外装材

(社)日本建築学会では
グリーンビルディングとは地域および地球レベルでの生態系の収容力を維持しうる範囲内で、
  • 建築のライフサイクルを通しての省エネルギー・省資源・リサイクル・有害物質排出抑制
  • その地域の気候・伝統・文化および周辺環境と調和する
  • 将来にわたって人間の生活の質を適度に維持あるいは向上させていくことができる建築
と定義しています。

グリーンビルディングにも、ミシュランの星のような制度が…

ファッショナブル! 格好いい! 今までおしゃれなスタイル志向の企業や人々にグリーンビルディングは支持されてきました。しかし、グリーン志向の高まりでグリーンビルディングの基準が求められるようになり、必然的に格付制度がスタートしています。

建築物の性能と持続可能性を査定する制度として、アメリカではLEED、日本ではCASBEEという認証基準があります(英国はBREEAM、カナダではGBtool)。

LEEDは、全米グリーンビルディング評議会(USGBC)が容認したプログラムで、新規の商業計画において建物と敷地の環境性能を評価する格付制度です。建物の評価を、維持可能な敷地、水効率、エネルギー資源と大気、材料と資源、屋内環境品質の5つの部門で行うもので、満点は69点です。LEEDに認証されるには最低でも26点が必要です。33点で銀に認証され、39点で金、52点以上ではプラチナという最も高い格付を得ることができます。
既にアメリカではグリーンビルディングへの取り組みが進んでいます。(ニューヨーク支局レポート参照)


下の図は、ゴールドLEEDを獲得したグリーンビルディングの一例として、あるグリーンビルディングの主なポイントを表しています。
2棟から成るこのビルは国際エネルギー
スタープログラムでエネルギー消費が少ない商品に認定された断熱効果の高い屋根を採用し同プログラム認定の照明器具や昼間は自動的に照明を落とす自動調光システム,人感センサーを採用しエネルギー使用量を削減しています。また、年間で使うエネルギーをグリーン電力購入でオフセットしています。水使用量の少ないトイレやリサイクル素材を使った家具を採用しています。
              ↓クリックで拡大できます。


また、アメリカのデンバーにあるAlliance Centerは、1908年(約百年前)に建てられたビルを、2005年にグリーンビルディングに改新し、LEEDのゴールドを取得した建物です。
古いビルをグリーンビルディングにするのに、まず最初にできることは、節水だといいます。

  

蛇口はスプレイパワー、男性用トイレは無水型などで改装後、水の使用量を84%も減らすことができたそうです。

壁は、小麦もみがらや農業廃棄物で作られたウィートボードや採光を得られる素材を使用したり、また、公共スペースには、「OCCUPANCY SENSORS」により、人の居ない時は自動的に照明をコントロールし節電しています。
LEED の認証
OCCUPANCY SENSORS


日本のCASBEEは、国土交通省住宅局の支援で日本サスティナブル・ビルディング・コンソシアム(JSBC)が主体となって運営しています。
CASBEEの評価は、
  • 建築物のライフサイクルを通じた評価ができること
  • 「建築物の環境品質・性能(Q)」と「建築物の環境負荷(L)」の両側面から評価すること
  • 「環境効率」の考え方を用いて新たに開発された評価指標「BEE(建築物の環境性能効率、Building Environmental Efficiency)」で評価すること
という3つの理念に基づいて開発されています。

ランキングでは、「Sランク(素晴らしい)」から、「Aランク(大変良い)」「B+ランク(良い)」「B-ランク(やや劣る)」「Cランク(劣る)」という5段階の格付けが与えられます。
Sランクというのは建材の種類も含めて徹底的に自然を利用していることを表すもので、普通の省エネビル程度ではなかなかSにはランクされません。


下記はCASBEEのSランクを受けている建物です。
http://www.ibec.or.jp/CASBEE/accredited_pdf/0020.pdf

CASBEE評価を受けた建物の一覧です。
http://www.ibec.or.jp/CASBEE/accredited_bulds.htm


東京都では2005年にマンションについての環境性能表示制度をスタートさせました。対象となるのは延べ床面積1万平米以上で住居部分が2000平米以上のマンションです。
ラベルに表示されるのは
・建物の断熱性
・設備の省エネ性
・建物の長寿性
・みどり
の4項目で、星1つは建築基準法に定められている環境水準、星2つはそれよりも環境水準が上回る水準、星3つは環境配慮が最も優れた水準、とされています。

東京都では環境性能を表示したマンションの情報を公開しています。
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/building/eco/index.html



グリーンビルディングやLOHASハウスには様々なメリットがありますが、入居者の健康が向上するという点や社員の生産性が向上したり、事業を行う上で環境への影響を最小限にとどめたいという入居企業の希望と合致します。企業イメージのアップも計れるという利点もあります。

たとえ一般の建物に比べ建築コストが高くついてもグリーンビルディングを建てることで、入居率が向上し、賃料が有利に展開すれば、建築サイドの採算性は確保されることになります。


また、川崎市ではマンションの広告にCASBEEの評価結果の表示を義務付け、マンション購入時の金融機関の金利優遇に活かすなど、制度と連携したローンがある。CASBEE川崎のHPは下記です。
http://www.city.kawasaki.jp/30/30kansin/home/casbee/casbee.htm


環境性能だけでなく利用者側にもいろいろな目に見えないメリットがあることがグリーンビルディングの特徴といえます。


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