エイモリー・ロビンス氏 Photo : RMI.org
電力の一方向供給しかできなかった従来のメーターを取り外し、「スマート・メーター」と呼ばれるデジタルコミュニケーションシステムを設置することで、電力会社と一般利用者間の電力双方向供給が可能になります。 スマートグリッドは新時代における企業や国民生活の変化を映し出す「次世代の鏡」として、新たな〝街づくり〟の有力なツール。それがスマートグリッドです。
ボールダーが 「スマートグリッド・シティ」に
2009年2月、オバマ政権の米国のグリーン・ニューディール政策の柱として打ち出したことから、一躍注目を浴びることとなったスマートグリッド。スマートグリッド化を進めることによるメリットとしては、下記の4点が挙げられる。
スマートグリッドの標準化については米国、欧州、中国などが標準化に向けた取り組みを進めている。 例えば、米国は2010年1月にスマート・グリッドに関する標準化ロードマップである「NISTスマートグリッドの相互運用性に関する規格のフレームワーク及びロードマップ案(第1版)」を公開した。第1版では、早急に策定する必要のある25の規格と、今後検討が必要な50の規格を特定している。 経済産業省は、次世代電力網であるスマート・グリッドの国際標準化を目指し、日本企業が優位にある「26の重要アイテム」を選定した。2009年8月に発足した「次世代エネルギーシステムに係る国際標準化に関する研究会」がとりまとめた成果である。国際電気標準会議(IEC:International Electrotechnical Commission)などに提案し、3年以内に国際規格としての成立をもくろむ