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風まかせ
風力はどこにでも存在する豊富な資源で決して枯渇せず、安価で気候に影響を与えず、しかも大気を汚染しないし、酸性雨の原因となる二酸化硫黄も窒素酸化物も排出しない、温室効果ガスも排出しない、ダム建設のために山が切り崩されることも、川が汚染されることもない。なんといっても石油と違って枯渇しないのだ。
良いことずくめでまさに追い風なのだが現在日本の60万KWの発電量が多いか少ないかは議論の分かれるところだが、10年前ドイツは日本と似たり寄ったりの状況から、現在ドイツは1300万KWと全電力の5%を賄い、2010年に10.3%を達成する計画なのだという。
今年4月に施行された新RPS法により、日本は2010年には総電力消費量の1.35%を目指すという。日本は世界人口の2%ですが石油の輸入量は世界第2位です。
どうしても風力を中心とした再生可能エネルギーに積極的に取り組むのは当然のように思えます。しかしどうも政府も電力業界も表向きには積極的なのですが、『前に行けというので前に進もうと思って振り返ると誰かスカートを踏んでいるのですよ』状態のようなのだ。
風の発電は出力が不安定で現在の電力系統に影響を与えるという声と勝手に分散型で電力を賄われては困るという2つの理由のようなのだ。
今、日本はブロードバンドで世界一と言われているが、わずか4年前に日本は極めて遅れた情報後進国と言われたのだ。小さな『東京メタリック』というベンチャーがNTTのかたくなな体制に風穴をあけ、規制緩和を進めたことにより、ヤフーBB率いるソフトバンクが東京メタリックを買収し、安くて速いADSLをアッという間に普及させ、NTTを市場競争に巻き込み、現在の快適な情報環境を築いたのだ。電力素人の私には何か似ている事例のようにみえる。
風力発電の設置希望は200万キロワットと現在の3倍の応募があるが、電力会社の枠は33万キロワットだという。石油依存型のエネルギー構想を見直し、エネルギーセキュリティーの確保を図ることを考えると現在の原油高騰は日本にとって良い風になるのだろうか、それとも悪い風になるのだろうか。
山口弘一
(NPOローハスクラブ)
■ 風力発電ネットワーク
風力発電について、そのイロハから分かりやすく、すごく難しいことまでマップ形式で見られるのでとても面白いサイトです。
■ 風力発電・風車の部屋
日本中の風車の写真があり楽しい、風車は人々の美観としてどう感じとられるのか、美しいのか、目障りなのか?
■ 岩手県葛巻町
地元の資源を活用して15基の風車をつくり、自然エネルギーの街という先進イメージをうち立てる。メタン発電、バイオマス発電等電力の自給率アップを試みる。
■ 山形県立川町
11基の風車で60%を供給
■ 北海道
風力発電の盛んな北海道各地の美しい風車風景を眺めて下さい。
■「送電線は誰のものか」
■「電力業界の古い体質を…」
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地球温暖化がもたらす
サプライズ
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